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MONTHLY REPORT

2026年5月 / エリア×業種 マンスリー指標レポート

FAPの自社データ分析基盤が捕捉する全国数万店舗の公開メタデータを月次集計し、主要5エリア(新宿・池袋・吉原・川崎・梅田)×4業種(デリヘル・ヘルス・ソープ・メンエス)の競争密度・出勤率・新人投入率・写メ日記更新率を1ページに整理しました。 レポートには個別店舗・個別媒体の固有名は一切含めず、エリア単位の集計値のみで業界の温度感を捉えられる構成です。

📅 2026.05.12 ⏱ READ 9 MIN 📊 出典: FAP データ基盤 / 2026年4月の月次集計 🔒 店舗名・媒体名なし
捕捉店舗数
42,860
▲ 前月比 +1.4%
出勤女性総数 (日次平均)
68,400
▲ 前月比 +3.8%
写メ日記 日次更新数
12.4万件
▲ 前月比 +6.2%
月内 新人入店数
9,210
▼ 前月比 -2.1%

1. 主要5エリアの競争密度マップ

主要5エリアの店舗密度(エリア内の合計店舗数)業種構成比を業種別に並べると、エリアごとの「色」が一目で見えてきます。 新宿・池袋は4業種フルセット型、吉原はソープ単独で全国シェアの大半を握る集中型、川崎はソープ+デリヘルの二軸、梅田は西日本の全業種ハブとして機能。メンエス比率は新宿・池袋で全国平均より高く出ています。

図1: 主要5エリア × 4業種の店舗数 (2026年4月末時点)

エリア内のアクティブ店舗数を業種別に積み上げ。ソープ業種は風営法の許可エリアに集中するため、新宿・池袋ではゼロ。
出典: FAP データ基盤 / 4月末日時点のアクティブ店舗数

図2: 主要5エリアの業種ミックス・レーダー

各エリアにおける4業種の相対構成比 (0-100にスケール正規化)。形状の違いがエリアキャラクター。
出典: FAP データ基盤 / 業種別店舗比率を最大値=100で正規化

2. 出勤率と稼働温度

日次平均の出勤女性数 ÷ 在籍女性数を「出勤率」として算出。 繁忙度合いを示す代理指標で、50%を超えるエリアは需要超過、35%を下回るエリアは供給過多とみるのが現場感に近いラインです。 2026年4月は全国平均が46.2%。エリア別では吉原・川崎の出勤率が際立って高く、梅田はやや低調、新宿は平均圏。

図3: エリア別 出勤率 (4月日次平均)

出勤女性数 ÷ 在籍女性数 × 100
n=42,860 stores

図4: 業種別 出勤率 (4月日次平均)

全国平均値ベース、業種横比較
n=42,860 stores

業種特性メモ

ソープは「予約ハードル × 滞在時間が長い」という構造上、在籍数を絞って高出勤率で回す店舗が多く、業種平均で56.4%という高水準。 対してメンエスは「セラピストの可動曜日が個別ばらつき大」のため、業種平均は最も低く32.1%。 ヘルスとデリヘルは中間値で、エリアの繁忙度の影響を受けやすい指標になっています。

3. 新人投入率の月次トレンド

在籍女性数に対する当月の新人入店数の比率を「新人投入率」と定義。 一般に新人比率が高いほど店舗・媒体の集客テコ入れが活発、低いほど安定運用フェーズに入っているサインと読むことができます。 過去6ヶ月のトレンドを見ると、3月をピークに2ヶ月連続で低下。新生活シーズンが落ち着き、夏に向けた人員調整に入った業界全体の動きが見て取れます。

図5: 新人投入率の6ヶ月推移 (業種別)

当月新人入店数 ÷ 在籍女性数 × 100、業種別の月次推移
出典: FAP データ基盤 / 6ヶ月ローリング

4. 写メ日記の更新密度 — 媒体露出を測る代理指標

女性個人の写メ日記更新数は、店舗の媒体露出の活発さと相関する指標です。 1日あたりの更新数を在籍女性で割った「更新密度」を見ると、エリア別で最も高いのは池袋(0.74件/日/人)、業種別ではデリヘルが0.69件/日/人で先行。 動画コンテンツの併用率は依然として低く、まだ伸びしろのある露出経路と言えます。

図6: 写メ日記 更新密度 (エリア別)

在籍女性1名あたりの日次更新数
n=42,860 stores

図7: 動画併用率の業種ばらつき

写メ日記投稿のうち動画含み比率
n=124,000 diaries

「2026年4月のシグナルは『出勤率は底堅く、新人投入は減速、媒体露出は引き続き拡大』。守りに入りつつ媒体運用は強化、というポジションが業界の主流」

5. メンエス vs 風俗営業の中期トレンド

最後にメンズエステ業態の伸長度合いを、風俗営業3業種(デリヘル・ヘルス・ソープ)合算と並べて確認します。 捕捉店舗数の前年同月比でみると、メンエスは+18%の二桁成長を維持。一方で風俗営業合算は+2.1%とほぼ横ばい。 新規開業の絶対数こそ風俗営業のほうが大きいものの、成長ベクトルとして見るとメンエスが業界全体の成長エンジンとして機能している構図が読み取れます。

図8: 業態別 捕捉店舗数の12ヶ月推移

月末時点のアクティブ店舗数、メンエス vs 風俗営業合算(デリ+ヘルス+ソープ)
出典: FAP データ基盤 / 2025年5月〜2026年4月
📋 データ出典について
本レポートはFAPが運営する独自のデータ分析基盤(2系統 / 風俗営業系・メンエス系)から取得した、各サイト公開データを月次で集計した二次データに基づきます。 レポート公開時点の集計値は2026年4月末日スナップショットで、5月以降の状況は反映されません。 個別店舗名・個別媒体名は本レポート内で一切公開せず、エリア・業種単位での平均/中央値/分布のみを掲載しています。

Takeaways — 2026年5月の3つの観点

  1. 競争密度はエリアの業種色と直結。新宿・池袋はメンエス比率が全国平均超え、吉原はソープ集中、梅田は西日本の全業種ハブ。出店検討時は競合密度より業種ミックスの噛み合わせを優先軸に。
  2. 出勤率はソープ56%・メンエス32%と業種ベースで2倍近い差。媒体投資の反応速度の見立てを業種別に分けて設計するのが現場運用の定石。
  3. メンエスの+18%成長が業界全体の伸び率を牽引。風俗営業側は前年並みで安定運用フェーズ入り。新規参入を考えるならメンエス×主要駅がもっとも成長余地のあるポジション。

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